鍼治療(犬・猫)

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鍼治療とは?

acupuncture_img01人間と同様に、ワンちゃん・猫ちゃんの体の表面には数百個の経穴(ツボ)があります。それぞれの経穴は経絡の途中にあります。経絡とは内蔵と体の表面をつないで全身に分布している通路であり、この経絡に沿って「氣」と呼ばれるエネルギーが動物でも流れていると考えられています。

「氣」が正常に流れている時は健康ですが、「氣」の流れが滞ると病気が発生すると東洋医学では考えます。

鍼治療では経穴(ツボ)を刺激することで、「氣」を調節し、自然治癒力を高め、健康へと導きます。
acupuncture_banner03多摩市、八王子市、町田市、日野市、相模原市はもとより、川崎市、立川市、あきるの市、座間市、飯能市、東京23区内、山梨県、福島県など遠くからも患者さんがいらっしゃっています。

鍼治療の効果

acupuncture_img02鍼で経穴を刺激することにより、神経系が刺激され、鎮痛物質や脳内ホルモンが産生され痛みが和らいだり、免疫力を上げる作用があることがわかっています。

膝や腰などの関節炎や椎間板ヘルニアなどの神経疾患、手術後のリハビリなどに特にお勧めです。またシニア犬の健康管理として免疫力の向上が期待できます。

鍼はワクチン接種時に用いる針よりもかなり細いものです。ほとんどのワンちゃん、猫ちゃんは嫌がることなく鍼治療を受けることができます。

椎間板ヘルニアの鍼治療

当院では様々な病気で鍼治療を行っていますが、鍼治療を希望して来院される方で最も多い病気が椎間板ヘルニアです。椎間板ヘルニアの治療には、内科治療と外科治療があります。

・内科治療の場合

acupuncture_img03一般的には鎮痛剤やステロイド、ビタミン剤などがよく使用されます。当院でも以前は、鍼治療と併用してステロイドを使用していましたが、ステロイドを使わずに何とかしたい、またより自然なもので治したいとの想いで現在は、基本的にはステロイドは使用しておりません。その代りに鍼治療と相性の良いホモトキシコロジーの注射や内服薬を併用して使用しております。(写真はホモトキシコロジーで使用のお薬。)
初期のヘルニアであれば鍼治療をせずにホモトキシコロジーだけで治ることもよくあります。

・外科治療の場合

一般的にはMRIなどでヘルニアの箇所を突止めて手術を行います。当院ではヘルニアの手術は行っていないので、手術を希望される場合、手術ができる病院をご紹介します。しかしながら、手術をして良くなればいいのですが、手術をしても改善せずに、当院に鍼治療で来院される方も多いです。

ヘルニアの場合、鍼治療は非常に効果的ですが、それはあくまでも手術をしてない場合です。およそ9割が手術をせずに鍼治療で改善します。しかしながら手術をしても良くならなかった場合の鍼治療ですと、鍼治療の効果はかなり下がってしまいます。また効果が現れるまでに非常に時間がかかることが多いです。お家でのリハビリも必要となります(リハビリについては専門の先生をご紹介いたします)。


手術をするか、しないかは飼い主さんの考えによりますが、手術をしても良くならなかった場合の鍼治療は、長期的になるということをご理解いただければと思います。


当院での鍼治療の特色

院長が鍼治療を行う際には、毎回、Quantum Touch®(クォンタムタッチ)による手技療法を加えて行っております。

・クォンタムタッチとは?

acupuncture_img07簡単に言うと「アメリカ版気功」といった感じです。アメリカで発生したハンズ・オンヒーリング(手技療法)の一つ。北米では医療機関でも使用され、看護学の単位としても認められています。
ワンちゃん、猫ちゃんに触れることで、波動を高め、痛みや炎症を軽減させたり、内臓などのバランスを整え、動物が持つ自然治癒力を引き出す手技です。

・クォンタムタッチの実施風景

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当院での鍼治療症例

acupuncture_img08・吉田 グンジちゃん(♂)
・犬種・・・ミニチュア・ダックス
・病名・・・椎間板ヘルニア


2009年9月18日
歩き方がおかしくなる。


9月24日
他の動物病院にてレントゲン検査の結果、椎間板ヘルニアと言われる。
ステロイド治療を始める


9月29日
鍼治療希望で当院を受診。
週1で鍼治療をスタートさせ、ステロイドは減らしていく。
一番の重症時には・・・自力で立ち上がることも歩くことできず、後肢マヒの状態。自力での排尿もできず、飼い主さんの補助で行う。


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10月20日 自力で排尿ができるようになる。


11月1日   自力で少しだけ起立できるようになる。車いすで散歩する。


11月12日 自力でふらつきはあるが歩行できるようになる。


11月17日 かなり歩行改善!


12月15日 車いすが必要なくなる。走ることもできるようになる。


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今まで車椅子を使って歩いていたグンジちゃんが、元気に走れるまで回復することができました。鍼治療を行うことで、症状が改善する可能性が出てきます。

「うちの子はどうだろう?」と思っている方は、お気軽にご相談下さい。
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鍼治療の料金

・初回(約60分):カウンセリング+鍼・・・6,000円(再診料、税別)
・2回目以降(約30分):鍼      ・・・5,000円(再診料、税別)


acupuncture_img04最初の3~4回は週一で行うことを勧めています。その後はそのコの体調に合わせて間隔をあけて行います。

※院長による鍼治療をご希望の場合は、クォンタムタッチ施術を含めるため、上記の値段に+1,000円(税別)の院長指名料を頂いております。

鍼治療のオプション

・火針(かしん)

acupuncture_img05古代からある鍼法の一つで、火をつけた鍼をツボに刺す治療です。
当院では漢方の生薬を含んだ火鍼膏を鍼先につけ、火で炙り、素早くツボに刺しています。痛み、熱さはほとんどありません。
火針によって気・血の流れを良くして痛みを取ったり、また冷えの強い症例に対して温めたりする作用もあります。

・火針・・・+1,000円(税別)

・水針(みずばり)

古代からある鍼法の一つで、薬液をツボに注入する治療です。これによって、薬液の効果が得られるだけでなく、鍼治療の効果を長引かせることができます。薬液は、椎間板ヘルニアの際には一般的にはビタミンB12などを使用しますが、当院では椎間板ヘルニアに効果があるホモトキシコロジーの薬を使用しています。

・水針・・・+1,000円(税別)

・お灸(おきゅう)

acupuncture_img06病院にて行うお灸と家でも継続的に治療が続けられるように、家でするお灸の2つの方法があります。

・病院で行う場合 ・・・+500円(税別)
・お家で行う場合・・・ 棒灸という直接皮フにつけない安全なお灸を十分にご説明させて頂いて処方しています。1本140円(税別)〜1本で数週間使用することができます。

鍼治療のQ&A

Q.かかりつけの病院があるのですが鍼治療をお願いすることはできますか?
A.もちろん大丈夫です。かかりつけの病院での検査結果や処方されているお薬などがあればご持参ください。


Q.鍼治療はどれくらいの頻度で通えばいいのでしょうか?
A.そのコの病気、症状により様々ですが、1週間に1度から2週間に1度通院されることが多いです。


Q.鍼治療は何回位通えば良くなりますか?
A.病気や年齢、症状によりなんとも言えませんが、当院で一番多い椎間板ヘルニアの場合、週1で3〜4回で良くなり1〜2ヶ月で終了することが多いです。
高齢の場合、健康維持のために良くなってからも月1ペースで続けられる方もいらっしゃいます。


Q.以前椎間板ヘルニアになったのですが、再発防止のために予防的に鍼治療を受けることはできますか?
A.もちろんできます。東洋医学では未病(病気になる前の状態)での予防を大切に考えていますので良いと思います。


Q.鍼治療が効く病気は椎間板ヘルニアだけですか?
A.鍼治療は様々な病気で効果が認められています。当院においては椎間板ヘルニアで来院されている患者さんが一番多いですが、それ以外にも高齢による足のふらつきや難治性の下痢、腫瘍、癲癇、失禁、なかなか鼻水が治らないなど西洋医学で対処が難しい症例で来院される方もいらっしゃいます。


Q.鍼治療は保険が使えますか?
A.保険会社さんによります。当院が代理店をしているアニコム損保は保険が適用できます。(保険会社さんにお問合せしていただければと思います。)

鍼治療の診療日

毎週火曜日が鍼治療専用の診療日となっております。また、火曜日以外での鍼治療を希望される患者さんの増加に伴い、平日・土曜日の3時〜4時の間にも行っております。

鍼治療のご予約方法

鍼治療は完全予約制となっております。鍼治療をご希望の場合、基本的にはまずは普通の診察日にお越しいただき、診察をさせていただきます。初診の場合、ご予約をお取りください(急患の場合はその限りではありません)。
他の病院での検査結果や処方されているお薬があればご持参ください。
診察時に鍼治療の説明をさせていただき、鍼治療の予約日をご相談させていただきます。
遠くからの来院の場合で初回の診療日に鍼治療を行いたい場合はまずはお電話にてご相談ください。
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