こうご動物病院の避妊手術・去勢手術について掲載しています。
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マーキングなどの問題行動の改善や生殖器などの病気の予防のため不妊手術をおススメしています。
女のコのワンちゃん、猫ちゃんには早期に避妊手術をすることをおススメしています。
当院では原則、生後6か月以上のワンちゃん、猫ちゃんで避妊手術を行っていますが、早期に手術を行うことによって、乳腺腫瘍の発生を抑えることができると言われています。
(乳腺腫瘍はワンちゃん、猫ちゃんでは比較的多い腫瘍で、ワンちゃんでは約50%、猫ちゃんでは約90%が悪性と言われています)
■ワンちゃんの場合
初回発情前に手術 0.05%
2回目の発情前に手術 8%
2回目の発情以降に手術 26%
(この場合は手術をしない場合と発生率が同じです)
■猫ちゃんの場合
1歳までに手術 14%
2歳までに手術 89%(これ以降では予防効果はありません)
避妊手術では乳腺腫瘍だけでなく、卵巣疾患の予防もできます。
男のコのワンちゃん、猫ちゃんの場合も早期に去勢手術をすることによって、マーキングなどの問題行動の予防になります。
ワンちゃんの場合、足をあげてオシッコをしない、猫ちゃんの場合、スプレー(臭いオシッコをひっかける行為)をしないなどです。
女のコの発情時期になると手術をしてない男のコは落ち着かなくなりフラストレーションがたまることがありますが、そういった事も手術を受ける事で減らすことができます。
また女のコと同様に病気の予防にも効果的です。
去勢手術では精巣を摘出するので、精巣腫瘍や前立腺肥大、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫といった病気の予防ができます。
1.全身麻酔をかけないと行うことができません。
→当院ではより安全に全身麻酔をかけて手術をすることができるように、手術前に身体検査、血液検査、場合により、レントゲン検査をしてより安全性を高め、なるべく麻酔の負担がかからないように気を付けて手術をしています。
2.手術後、太りやすくなることがある。
→当院では、手術後の食事管理をおススメしています。
ワンちゃん、猫ちゃんのストレスをなるべく少なくすることを第一に考えた手術を当院では行っています。
1.手術による1 番のストレスは痛みでしょう。
当院ではその痛みを少しでもなくしてあげられるように疼痛管理に力を入れて行っています。
他院との違いとして、当院では3種類の痛み止めを使用しています。(全て手術料金に含まれており、追加料金は頂きません。)
①手術前の注射の痛み止め
②手術前のオゾン療法による痛み止め
③手術後の痛み止め薬の処方
2.小さな身体に負担をなるべくなくすよう、基本的に体内に糸を残さない手術をしています。「シーリングシステムTess」という機械を使用し、縫合糸を使わずに電気エネルギーを熱エネルギーに変換して血管を圧着して融合します。機械を使うことで手術時間も短縮することができます。(血管が太かったり、内臓脂肪が多い場合には縫合糸を使って手術をする場合もあります。)
3.手術後、傷口からの感染予防に抗生剤が必要ですが、当院では手術時に2週間効果がある抗生剤の注射を使用しているため、お家でお薬を飲ませる必要がありません。
4.避妊手術は原則1 泊入院としていますが、なるべく日帰りで行っています。
慣れない病院で過ごすことは、ストレスによる免疫力の低下を招く可能性もあります。
なるべく早期に慣れたお家に帰すことを第一に考えています。
(日帰りの場合は翌日に傷口チェックに来院していただきます。)
去勢手術は日帰りで行っています。
手術に関して、不明な点があればお気軽にご相談ください。
雄猫 19800円 雌猫 30800円
雄犬(10kgまで) 30800円 雌犬(10kgまで) 47300円
(10kg~15kg) 36300円 (10kg~15kg) 52800円
(15kg~20kg) 41800円 (15kg~20kg) 63800円
(20kg~30kg) 52800円 (20kg~30kg) 74800円
診察料・術前検査費用が別途かかります。手術は完全予約制となっております。
当院では避妊・去勢手術と一緒にマイクロチップの挿入をおススメしています。麻酔をかけた状態で行うので、痛みがありません。
また手術時に行う場合は、1,000円値引きで行っております。